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伝伝虫通信バックナンバー 通巻35号 ④
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『命の泉事業』

水は命に直結する

水は命に直結する

世界全体で、上水道や井戸などの安全な水を利用できない人口は約9億人おり、そのうちの半分以上(約5億人)がアジアに暮らしています。(世界保健機構2008年推計)汚染された水を飲んで赤痢や下痢などの感染症を引き起こし、命を落としてしまう子どもたちも少なくありません。アジアチャイルドサポートでは、これまでにカンボジア・ミャンマー・スリランカ・ネパールで井戸建設支援を行ってきました。

井戸を建設後、食べ物が乏しい村で畑が出来るようになったり、乳幼児の死亡率が十分の一になった地域もあります。まさに水は命と直結するのです。また水汲みは、主に女性や子どもたちの仕事です。照りつける太陽の下で、数キロも離れた川や池へ行き、毎日暑さと重さに耐えながら水を運ばなければなりません。近くに井戸が出来ることで、彼女たちの生活は大きく改善されるのです。

井戸が出来ることによって

井戸が出来ることによって

●安全な水が飲める。

●水汲みの仕事が軽減され、その分学校や家畜の世話などに時間をかけられる。

●水が原因の病気の減少

●乾季でも水を手に入れられる。

●近くで水が出に入るので、たくさんの農作物を育てる事ができる。・・・・。など

ドーソーミンさん 32歳

「村には小さな池がありますが、ドロ水な上すぐ枯れてしまいます。仕方なく4キロ先の池まで毎日水を汲みに行っていますが、そこも乾季になればなくなってしまいます。食費を削って水を買うこともあります。

私たちを助けてくれる人がいるなんて想像もしていなかった。でもある日、遠い遠い日本の皆さんが井戸を造ってくれました。初めて見る透明な水です。乾季でも枯れることはないそうです。皆さんのおかげで、子どもが救われたことを私は忘れません」

井戸支援者募集!(ミャンマー)

井戸支援者募集!(ミャンマー)

井戸建設にご協力頂ける皆様を募集しています。井戸の建設費は、小型井戸10万円、大型井戸35万円です。工期は、雨季(5月~11月)に入ると工事が度々止まるため、完成まで6ヶ月から1年のお時間を頂いております。

場所によってはヒ素が出る可能性もあり、検査を実施してから建設しています。井戸の完成後は、村人が責任を持って管理し、ご支援頂いた方には、井戸の写真・地図・ヒ素検査報告書をお送りいたします。また、建設する井戸には、ご希望の名前をプレートとしてお付けする事ができます。

学校行事での収益金や大切な人との記念日など、皆様それぞれの想いで井戸を建設されます。皆さまの温かいお気持ちをしっかり現地へお届けいたします。お気軽にお問い合わせください。

種から苗へそして井戸へ!(恩納村立 恩納小中学校)

種から苗へそして井戸へ!(恩納村立 恩納小中学校)

2013年1月19日、沖縄県恩納村「おんなの駅」敷地内において、恩納村立恩納小学校児童会と恩納中学校ボランティア委員会による、コスモスやマリーゴールドなどの花の苗の販売会が行われました。

生徒たちは、2012年度の1学期にアジアの国々の現状を調べ、水道も電気もない中で暮らししている人々の事を知りました。自分たちにも何かではないかと考え、井戸をプレゼントすることを決意します。井戸建設の費用を集めるために、2学期の11月から花の苗の育てかたを教わりながら、種をまき水をやり一生懸命育てました。

販売初日の4時間で完売!

販売会の日程は2日間の予定です。1日目の朝10時スタートした販売会は、地域の方や保護者の方々、「おんなの駅」のみなさまからの応援と協力を受けながら大盛況となりました。用意した2,000ポット以上苗が昼の3時過ぎには完売となりました。

生徒たちの想い

書き損じ・使い残しのばかきと未使用の切手を募集!

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