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伝伝虫通信バックナンバー 通巻44号 ①
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ミャンマー・ニャンイン村の子どもたち

2016年から学校校舎の改修工事や運営支援などを行なっているニャンイン村は、痩せた小さな農地しかないため稲作が出来ず、働き手となる大人たちの多くが外国へ出稼ぎに出ています。村に残っている家族で、家畜の飼育や野菜づくリをしながら、支え合って生活しています。


「家の仕事をするのは当たり前です」
 チェッ・ウくん(4年生の男の子)
 ピュー・ヤイン・ウさん (3年生の女の子)

妹ばかりが可愛がられている。お兄ちゃんばかりが可愛がられていると、お互いで言い合いながらも、とても仲が良く、家族のことが大好きで、「尊敬する人は、お父さんとお母さん」と口をそろえる兄妹です。
 お兄ちゃんのチェツくんは、優しく真剣に勉強を教えてくれる宰校の先生に憧れ、小学校の先生になることを目標に、勉強に励んでいます。
 妹のピュー・ヤインさんは、病気で苦しむ子どもたちを助ける仕事に就きたいからと、将来は看護師になることを夢見ています。
 兄妹は、毎日、学校に行くまでの朝の時間と、学校から帰ってからの時間は、水汲みや、豚のエサやりなどの世話をし、お母さんの料理や後片付けの手伝いと、自由に磨か時間は、ほとんどありません。それでも、「家の仕事をするのは当たり前のことです」とお母さんのそばで二コニコと笑顔で話してくれました。



「僕の願いはお母さんを助けること」
 ソー・タナー・トゥくん(3年生の男の子)

ソーくんのお父さんは、彼がまだ小さい頃に亡くなってしまいました。家計を助けるためお姉さんはタイに出稼ぎに行き、今は、お母さんと二人で暮らしています。朝早くから遅い時間まで、農場で日雇い労働者として働いているお母さんに代わって、家の仕事をするのはソーくんの役目です。家の掃除や豚のエサやり。
料理は火起こしから調理まで一人でこなし、鶏肉の炒め物も手際よく作ることができます。勉強をすることが楽しくて、学校に行くことが大好きです。
 学校の先生も尊敬していますが、やっぱり一番尊敬しているのはお母さんですと話してくれました。
 大好きなお母さんを助けて、一日でも早く家族を支える仕事に就きたいと思う反面、パイロットになって大きな飛行機を操縦したいという夢を持っています。
 皆さまの温かいご支援で、子ともたちは毎日元気に学校に通い、それぞれの夢や目標に向かって頑張っています。
 わたしたちは、これからもその想いを支えていきます。

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